「待機ステップ」を追加することで、一定の時間スリープすることが可能です。
ただし、Autifyでは要素が出現しそのステップで設定されている操作や検証が可能な状態になるまで、自動的に一定の時間待機するため、要素の出現タイミングを調節する意図でスリープを設定する必要はほとんどありません。
「待機ステップ」を使ってスリープを行ったほうが良い事例は主に以下の2つです。
- ページのローディングに時間がかかりやすい場合
- ページ遷移直後に原因不明の失敗が起きる場合
「ページのローディングに時間がかかりやすい」というのはより具体的には以下のような場合です。
- ローディングに時間がかかりやすく、テスト実行時にタイムアウトする
- タイムアウトはしないが、ローディング用のウィジェットに操作を阻害されてうまくいかない
- 画面から判断できない、裏側の処理を待機する必要がある
「ページ遷移直後に原因不明の失敗が起きる」は例えば以下のような失敗を指しています。以下のような失敗は、ページ遷移でリダイレクトが発生する場合に起きやすい傾向にあります。
- ページ遷移直後の「JSステップ」でなぜか失敗する
- ページ遷移直後のURLやタイトルの検証で何故か失敗する