はじめに
Autifyへようこそ! Autifyは、誰もが直感的に使えるユーザーインタフェースと、AIによるテストの自動メンテナンスが特長のE2Eテスト自動化プラットフォームです。
自動テストの作成とメンテナンスにかかる時間とコストを大幅に軽減し、リリースサイクルの向上を後押しします。
Autifyの基本要素
まず、Autifyのご利用にあたり欠かせない基本要素と、重要な画面をいくつかご説明します。
テストシナリオ
Autifyにおけるテスト実行の単位です。テスト対象のアプリケーションに含まれる要素への入力操作や検証など、連続する複数のステップから構成されます。
Autifyではコードを書かずに「テストシナリオ」を作成でき、出来上がった「テストシナリオ」も幅広い方々から見て内容を把握できるようになっています。
テストで検証したい一連の処理の流れ毎に1つの「テストシナリオ」を作成すると良いでしょう。
具体例: 申込フォーム送信のテストシナリオ
- 申込フォームの画面のURLを指定して遷移する
- 申込フォームのタイトルの文字列を検証する
- 申込フォームに文字列を入力する
- 申込ボタンをクリックする
- 申込結果の表示で期待される文字列を検証する
「テストシナリオ」がどのような要素から構成されるかの詳細や、どのような検証(アサーション)を行えるのかは、関連記事をご覧ください。
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Autify Recorder
「テストシナリオ」をレコーディングするために必要なChrome Extension(拡張機能)です。
画面に対する操作や検証(アサーション)などを記録し、シナリオのステップとして保存します。レコーディング時には必ずシークレットモードでのAutify Recorderの実行を有効化する必要があります。詳しい導入方法は、次章「ユーザー作成と環境セットアップ」にて解説します。
シナリオ詳細画面
「テストシナリオ」の内容を参照・編集できる画面です。
Autify Recorderでレコーディングした後の「テストシナリオ」を確認し、後からステップに変更を加えたり、ステップを追加・削除したりすることが可能です。 「テストシナリオ」を更新する際は、シナリオ詳細画面で編集後「保存」→「Chromeで今すぐ実行」を繰り返しながら仕上げていくのがおすすめです。
テスト結果詳細画面
テストの実行結果を確認できる画面です。
「テストシナリオ」におけるステップ1つ1つに対応したスクリーンショットとともに、ステップ実行結果の成否を判断できます。以前のテスト実行結果がある場合には、前回と今回のスクリーンショットを並べて比較できます。
テストプラン
Autifyの「テストシナリオ」の実行計画です。
いつ・どの実行環境で・どのシナリオを実行するのかを管理することができます。「テストシナリオ」や実行環境、定期実行日時は複数指定できますので、テストの目的に合わせた「テストプラン」を準備すると便利です。
関連記事: 「テストプラン」とはなんですか?
準備は良いですか?
それでは早速、ユーザー作成と環境セットアップに進みましょう!
👉 次ステップ:ユーザー作成と環境セットアップ